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三苫 好治 (ミトマ ヨシハル)

■所属部署名: 生命環境学科 環境科学科 生命システム科学専攻 
■職名: 教授       
■研究者紹介(概要版)URL: http://www.pu-hiroshima.ac.jp/uploaded/attachment/12071.pdf
更新日: 2021/04/08

研究者情報

学位

  • 博士(工学)
  • 工学修士
  • 工学学士

論文上での記載著者名

  • Yoshiharu M
  • Y Mitroma

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 20301674

J-Global ID

研究キーワード

  • スマート農業   除染   環境   放射性セシウム   環境ホルモン   環境化学   重金属   カルシウム   ダイオキシン   環境技術   環境材料   脱塩素   省エネルギー   無害化   土壌浄化   触媒化学プロセス   電解発光   ナノ粒子   高感度分析   抗体   リポソーム   ウイルス   ルテニウム錯体   インフルエンザウイルス   病原性   セシウム   リグニン   PCB   POPs   還元反応   金属カルシウム   環境保全技術   lignin   Organic reaction in water   Dechlorination   Dioxin   

研究分野

  • 環境・農学 / 農業環境工学、農業情報工学 / スマート農業
  • ナノテク・材料 / ナノバイオサイエンス
  • ナノテク・材料 / ナノ材料科学
  • ライフサイエンス / 木質科学
  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 触媒プロセス、資源化学プロセス
  • ナノテク・材料 / グリーンサステイナブルケミストリー、環境化学
  • ナノテク・材料 / 分析化学
  • 環境・農学 / 環境材料、リサイクル技術
  • 環境・農学 / 環境負荷低減技術、保全修復技術

学歴

  • 1994年04月 - 1997年03月   九州大学大学院   総合理工学研究科   分子工学専攻
  •         - 1997年   九州大学   Graduate School, Division of Integrated Science and Engineering
  • 1992年04月 - 1994年03月   大分大学 工学研究科 化学環境工学専攻
  • 1988年04月 - 1992年03月   大分大学   工学部   化学環境工学科

所属学協会

  • 廃棄物資源循環学会   環境放射能除染学会   日本環境化学会   環境ホルモン学会   アメリカ化学会   日本化学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • Organochlorine
    三苫 好治 (担当:共著範囲:第3章, Mechanistic Considerations on the Hydrodechlorination Process of Polychloroarenes, pp.26-46.)Intech 2018年10月
  • 先進無機高分子材料の開発
    三苫 好治 (担当:共著範囲:第4章, 無機高分子による放射性物質および汚染物質の除去 第3節 ナノ粒子化したカルシウム/鉄系ハイブリッド無機材料による放射性セシウム汚染土壌の乾式分級技術, pp.120-128.)CMC出版 2016年12月
  • Soil Decontamination
    Y. Mitoma; A. M. Simion; C. Simion (担当:共著範囲:第12章, Dual Soil Decontamination Procedures, pp.233-251.)InTech 2016年04月
  • Metal Nanoparticles
    Yoshiharu, Mitoma; Srinivasa, Reddy; Mallampati; Tetsuji, Okuda; Cristian, Simion (担当:共著範囲:Metallic Nanoparticles Used in Soil Remediation Procedures, pp.481-493)CRC press 2016年03月
  • 放射性物質の吸着・除染及び耐放射線技術における材料・施工・測定の新技術
    三苫 好治 (担当:共著範囲:第6章第7節)技術情報協会 2014年11月
  • Charcoal
    Y. Mitoma; C. Simion (担当:共著範囲:~Carbon in organic processes: Support or Catalyst?~, pp.1-32)Nova Science Publishers, Inc. 2013年08月 ISBN: 9781628086645
  • 木質系有機資源の新展開Ⅱ
    CMC出版 2009年 ISBN: 9784781301662
  • 岩本, 悦郎; 江頭, 直義; 柿並, 孝明; 日色, 和夫; 三苫, 好治 三共出版 2005年04月 ISBN: 4782705131 ix, 131p

講演・口頭発表等

作品等

  • 金属カルシウムのナノ分散体によるPOPs含有複合汚染物の無害化における投入エネルギー最小化に関する研究
    2009年 -2012年
  • 金属カルシウムによる固相に吸着した残留性有機汚染物質の常温無害化処理
    2008年 -2010年
  • 固相中ダイオキシンの省エネルギー式高性能無害化装置の開発
    2006年 -2007年
  • 金属カルシウム法による焼却飛灰中ダイオキシン類の省エネルギー式高効率無害化処理に向けての基盤技術の確立
    2004年 -2007年
  • 土壌に拡散した含塩素内分泌撹乱物質の常温無害化システムの構築に関する研究
    2004年 -2005年
  • 塩素系有害物質の無害化に関する研究開発
    2001年 -2002年
  • 含塩素環境ホルモン類の新規高効率無害化反応の展開研究
    2002年
  • 火災現場での残留炭化水素類の分析に関する研究
    2001年
  • 環状乳酸オリゴマーの分離精製に関する研究
    2000年
  • 水を反応溶媒とする新規有機合成反応の探索
    1997年

MISC

産業財産権

受賞

  • 2016年06月 一般社団法人日本環境化学会第25回環境化学討論会 最優秀学生賞 (博士の部)
     ゼータ電位測定を用いた金属カルシウム触媒法における触媒表面の評価 
    受賞者: 受賞者;片山裕美;主指導教員;三苫好治
  • 2012年06月 6th International Conference on Environmental Science and Technology 2012(米国,ヒューストン) 化学賞(3rd)
     SOLIDIFICATION, IMMOBILIZATION AND SEPARATION OF HEAVY METALS IN SOIL WITH NANO-Fe/Ca/CaO DISPERSION MIXTURES 
    受賞者: 三苫 好治
  • 2012年01月 Environmental Chemistry Letters, Springer Outstanding Article Award 2012
     High iminobilization of soil cesium using ball lnilling with nano‐metallic Ca/CaO/NaH2P04:implications for the remediation of radioactive soils 
    受賞者: 三苫 好治
  • 2005年08月 第11回アジア化学会議(ソウル):Runners up賞, 2005 FACS and AJC Young Scientist Award for Best Poster.

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • マグネタイト形成反応を利用した放射性セシウム汚染土壌の磁選分級技術
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 三苫 好治; 片山 裕美; 奥田 哲士; 水原 詞治; 澤田 剛
  • 搾乳ロボット併用「ハイブリッド酪農」による労働力不足の解消と労働生産性の向上に向けた実証
    国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構:スマート農業実証プロジェクト 2020年度 / 労働力不足の解消に向けたスマート農業実証
    研究期間 : 2020年04月 -2021年03月 
    搾乳ロボット技術は、全国の導入例から推定すると、酪農経営の搾乳時間を「1機・1日あたり60頭分を無人化」できる。搾乳作業は酪農経営における代表的な拘束時間の長い作業であり、本技術はこれを省力化できる大変強力なルールである。この装置導入により「搾乳者の癖」が乳牛に与える影響を削除できるため、乳質が良くなるという事例がある一方、逆に、「導入機器に慣れない乳牛」が一定数おり、中規模酪農家にとって、それらの乳牛からの搾乳をどのように効果的に進め、経営全体を最適化するかという課題がある。そこで本実証では、不足する労働力を補いつつ労働生産性の向上も達成でき得る「ハイブリッド酪農(搾乳ロボット併用方式)」を実証する。ここでいう「ハイブリッド」とは、搾乳ロボットに適合する乳牛とそれに適さない乳牛を、共に管理し、共に最適な搾乳方法を選択することを指す。このような新たなシステムを構築することで、搾乳作業に係る労働時間が短縮され、その軽減された労働時間を繁殖管理などの飼養管理や経営管理に充てることより効率的な作業体型を構築する。また、酪農業の担い手不足・後継者不足が顕著である。そのため、スマート農業による機械化や効率化した酪農方法を高校生に実感してもらうカリキュラムを構築し、後継者不足の解消に努める。
  • 広島型キャベツ100ha経営スマート農業化プロジェクト(~管理職いらずの“フラット組織”と“小規模水田適応機械”で、中山間地に新たな「省人大規模経営モデル」を生み出すシステムの提案~)
    国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構:スマート農業実証プロジェクト 2019年度 / スマート農業技術の開発・実証プロジェクト及びスマート農業加速化実証プロジェクト
    研究期間 : 2019年04月 -2021年03月 
    中山間地の大規模経営モデルである実証農場の(株)vegetaでは、一人の経営者が10名を雇用して75haを管理するのが限界となっている。 そこで、①経営面積の拡大(目標:100ha以上)、②生産額の増加(目標:2億円)、③単収の増加(目標:4t/10a)、④経営全体の生産コストの削減(目標:生産コストの5%以上(500万円以上)の削減)、⑤育苗管理の生産コストの削減:(目標:苗数削減:10%)、⑥収穫作業のコストの削減(目標:収穫作業時間の削減:50%)を目指した実証に取り組む。 経営全体においては、昨年導入した経営管理システム(既に自動作業記録作成、圃場別コストや収量分析を開始)に、作業予定を指示する「AIマネージャー機能」を追加し、作業計画の作成や労務管理を大幅に削減して、マネージャー不要のフラット組織での100ha規模の大型経営を現行の人員体制で実現する。 また、高標高地の大規模畑地圃場では、オートトラクター(自動操舵:直進制御)により初心者でも正確なうね立てを可能とし、可変施肥中耕機での追肥同時作業化や全自動収穫機などにより、「全作業を最先端のスマート機械一貫体系」とし、従来の機械体系から転換し、さらなる栽培管理の省力化・効率化を進める。加えて、冬季遊休圃場に裏作「もち麦」を導入し、ドローン防除や収量コンバインなどによる省力管理で高収益化を進める。 一方、経営基盤を置く中間地では、「農地を預けたい」との声に応え、毎年数十haの拡大を行うため、分散する小規模な水田転換畑で、水田特有の課題を解決するため、ドローン空撮画像で傾斜を分析しGPSレーザーレベラーで表面排水を促進させ湿害による減収を回避するほか、水田地帯の豊富な水資源を利用した圃場給水の水門管理自動化や自走式潅水機の導入、遠隔監視モニターによる分散圃場の管理などにより、コストの削減と収量の向上を図る。なお、作業時間の8割を占める収穫では、収穫機が導入できない小規模圃場における5人組の人力しゃがみ作業収穫から、立ち作業収穫機と作業者自動追従の運搬車での作業体系に転換し、軽作業化と一人収穫化で徹底した省力化を進めるなど、「中間地向けに改良したスマート農業」の一貫体系を導入する。 これらを経営管理システムに連動させ、標高差を活かした中山間地リレー出荷を実現し、収益性の高い大規模経営モデルとして実証する。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 三苫 好治; 奥田 哲士
     
    東日本大震災に端を発する福島第1原発事故により,原発周辺地域への放射性物質(特に放射性セシウム,以降,放射性Cs)の飛散が深刻な環境問題を引き起こした。復興が進むにつれ,仮置き場に運び込まれる汚染土壌量は莫大となり,その減容化は喫緊の課題である。既存法の湿式土壌分級法や熱分離(1360 ℃)法では,それぞれ廃水処理や過酷な処理条件に伴い,コスト高に繋がる等の課題がある。このような状況下,当該研究者らは本研究課題の推進によって,常圧加熱条件下(900 ℃),塩化鉄(様々な汚染土に対して0.2 %~10 %添加)を利用して迅速に高濃度Cs汚染土壌を99 %以上の高効率で熱分離する新技術を開発した。
  • 多機能ナノ分散体を用いる複合汚染土壌や廃棄物の物理化学的同時処理
    日本学術振興会 JSPS:二国間交流事業共同研究
    研究期間 : 2016年04月 -2018年03月 
    代表者 : 三苫 好治
  • 無廃水常温乾式除染土磁力選別システム
    国立研究開発法人 科学技術振興機構:JST A-STEP NexTEP-B
    研究期間 : 2016年01月 -2017年03月 
    代表者 : 三苫 好治
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2013年04月 -2015年03月 
    代表者 : 三苫 好治
     
    本研究では,ナノ粒子化した金属カルシウムと酸化カルシウムを含む低級アルコール溶液を用いて,放射性セシウム(Cs)で汚染した焼却灰の洗浄を行い,放射性Csの抽出と不溶化を同時に行うことが可能な新規除染薬剤の開発を目的とした。初期濃度14,040 Bq/kgの放射性Csを含む焼却灰を処理したところ,処理後残渣には3,583 Bq/kgが含有しており,その残渣の溶出試験結果は,廃水のクリアランスレベルである100 Bq/Lを下回ることが明らかとなった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 三苫 好治; 河地 貴利; 奥田 哲士
     
    2011年3月11日に発生した東日本大震災は福島第一原発の事故を引き起こし,そこから漏れ出た放射性物質(特に, 137Cs)による深刻な土壌汚染をもたらした。我々は常温常圧かつ乾燥条件下,ナノ粒子化した鉄/金属カルシウム/酸化カルシウムからなる分散体(Fe-nCa)が重金属類の不溶化や汚染土壌の減容化に効果があることを見出し,本手法を放射性セシウムの除染技術として応用を試みた。様々な検討の結果,放射性セシウムによる実汚染土壌に対して,同条件下で90%以上の除染率と50~60%程度の土壌減容化率を達成した。
  • 鉄粉分散法による無排水式土壌再生技術
    国立研究開発法人 科学技術振興機構:JST A-STEP ハイリスク挑戦タイプ
    研究期間 : 2014年09月 -2015年03月 
    代表者 : 三苫 好治
  • NEDO産技助成事業 金属カルシウムのナノ分散体によるPOPs含有複合汚染物の無害化における投入エネルギー最小化に関する研究
    研究期間 : 2009年07月 -2013年06月 
    代表者 : 三苫 好治
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 三苫 好治; 河地 貴利
     
    本研究では,既報に従ってリグニンをリグノクレゾールに変換し,金属カルシウムと貴金属触媒を組み合わせた新規な還元法によりリニア型リグノクレゾールの芳香環部位を効率よく脂肪族誘導体(以下,リグノアルカン類)へ変換する技術を高度化すること,さらに,得られたリグノアルカン類のポリマー相溶化剤としての有用性を検討することを目的とした。先ず,触媒量,反応温度,溶媒種類及び使用量,還元剤量,還元剤の形状について検討した。最適条件として,1gのリグノクレゾールを1 mLのエタノールに分散後,0.1 gのRh/C触媒(Rh: 5 wt%)及び10 mmolの金属カルシウムを加えて室温~60℃で撹拌処理を行うと,定量的に対応するリグノアルカン類が得られことを見出した。さらに,リグノアルカン類の基礎物性(沸点150~170℃/ 10 mmHg,1%以下の芳香族性官能基含有率であり,脂肪族性官能基比率として,芳香族エーテル/ 脂肪族エーテル/ アルキル炭化水素=2 / 1 / 10)を明らかにした。また,リグノアルカン類を混合ポリマーに対して5 wt%添加混合するケースで,ポリエチレン(Mw = 35,000)とポリプロピレン(Mw = 14,000)が均一に混合できることを明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2008年 -2010年 
    代表者 : 三苫 好治; 江頭 直義; 河地 貴利
     
    これまでに我々は、常温下、アルコール溶液中、金属カルシウム(Ca)と貴金属触媒を用いて固相内部に吸着した残留性有機汚染物質(POPs)を密封容器中で24時間撹拌処理を行い、99%以上の高効率で分解できる手法を開発した。本研究では、この特異な反応機構を解明し、分解条件を最適化することで、さらに10倍以上の処理効率の達成を目的とした。検討の結果、金属Caによる固相表面の形態変化に起因するPOPsの溶出促進効果を明らかにした。また、最適条件下、実試料の分解において従来の10倍以上の分解率の向上にも成功した。
  • 固相中ダイオキシンの省エネルギー式高性能無害化装置の開発
    経済産業省 地域新生コンソーシアム開発事業
    研究期間 : 2006年07月 -2008年03月 
    代表者 : 三苫 好治
     
    金属Ca/貴金属触媒/アルコールを組み合わせた新技術を利用するダイオキシン分解装置を開発する。主な装置構成は、凝集沈殿槽、加圧・加熱仕様可能な分解槽(触媒分離機能を持つ)、アルコール回収装置、及び利用水循環装置であり、本事業では、それらを連結した高圧洗浄水中ダイオキシン含有灰の処理装置の開発を目指し、研究期間内に実用化のための検討項目を抽出・克服し、事業化のための研究開発を実施する。
  • 金属カルシウム法による焼却飛灰中ダイオキシン類の省エネルギー式高効率無害化処理に向けての基盤技術の確立
    NEDO産技助成事業
    研究期間 : 2004年07月 -2007年12月 
    代表者 : 三苫 好治
     
    当該研究者らの技術シーズである「開放系常温常圧下、99%以上のダイオキシン類(DNXs)分解率を達成した金属カルシウム(Ca)/エタノール法(特許第3533389号)」、「酸及び加熱エタノール処理によって飛灰中DNXsを97%以上で抽出可能とした技術(特願2003-384304)」、「常温常圧下、飛灰表面処理によって94%以上のDXNsを抽出した技術」、及び「助触媒添加による金属Ca法の活性化方法(特願2004-329720)」をさらに個別に高度化し、これまで過度のエネルギー投入によってのみ成し得たDXNsの高度無害化処理1)を、常温常圧などの温和な条件において高効率に無害化処理を行う為の展開研究を行い、次の最終目標(a)〜(c)の達成を目指した。 (a)全無害化効率95%以上(但し分解率は99%以上) 初期濃度10,000pgTEQ/g-ashを想定した。分解処理後の全DXNs濃度として500pgTEQ/g-ash以下を目標。 (b)常温分解が可能なこと 但し、人件費を考慮した場合、加熱処理による処理時間短縮によって全処理コストを低減できる場合は、その限りではない。 (c)設備投資・処理コスト‐既存プロセスの1/5以下であること
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 江頭 直義; 三苫 好治
     
    電解発光とリポソームを組み合わせた新規検出法を用いてインフルエンザウイルス表面の突起であるヘマグルチニン・タンパクの迅速高感度検出に展開し以下の成果を得た。 1.金電極に最適な吸着性を持つルテニウム錯体を合成し、続いてリポソームの調製法及び測定操作の最適条件を明らかにした。 2.BSAタンパクの検出:主にリポソーム上の抗体数、リポソーム濃度及び抗原抗体反応時間の最適化により、モデルタンパクとしてのBSAの高感度化を進め、90分以内で約10^<-13>mol/mLの感度を達成した。これにより測定手法を確立することができた。 3.ヘマグルチニン・ペプチドの検出:A型インフルエンザ・ヘマグルチニンのアミノ酸配列の保存領域のペプチド(20アミノ酸)に対する抗体が同研究者から提供され、この抗体を使用したイムノリポソームを調製した。ペプチドを電極表面に固定化し、様々な濃度のペプチドを添加した後、イムノリポソームを加えた。抗原抗体反応後、電解発光を測定し、attomoleオーダの約10^<-17>mol/mLのペプチド検出が可能となった。 4.ヘマグルチニン、タンパクの検出:遺伝子工学的手法で調製したヘマグルチニンを電極に固定化した。ヘマグル チニンについて同程度の感度が得られた。 5.インフルエンザウイルスの検出:不活性化したA型ウイルスを同様に測定すると数100個/mLの検出が可能であることが明らかとなったが、今後、精度を高める必要がある。 以上、新規分析法を開発し、インフルエンザウイルスの迅速高感度検出に成功した。本手法は他のウイルス、さらに様々なタンパクの検出に有効であり、今後幅広い適用への展開が期待される。
  • Energy Saving and Highly Efficient Detoxification of Dioxins in Fly Ash Using a Metallic Calcium Method
    0130 (Japanese Only)
    研究期間 : 2004年 -2007年 
    For detoxification of dioxins in fly ash, we plan to develop a new technology involving extraction using an alcoholic solvent and degradation by a metallic calcium method under mild conditions. We also aim at upgrading each unit’s operation and the determination of mass balances for all process flows.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2004年 -2005年 
    代表者 : 三苫 好治
     
    土壌に拡散したダイオキシン類(DXNs)などの内分泌撹乱化学物質を、低エネルギー投入条件下でありながら高効率に無害化を達成できる新規分解法の確立が望まれている。このような状況の下、我々は既に、金属カルシウム(Ca)をアルコール中で撹拌処理すると、常温常圧という温和な条件下、溶液中のダイオキシン類(DXNs)を99%以上の効率で無害化可能であることを見い出している(以下、金属Ca法とする。Mitoma et al. Environ.Sci.Technol.,2004,38,pp.1216-1220)。しかしながら、本金属Ca法を土壌中内分泌撹乱化学物質の無害化処理へ応用する場合、大きく2つのポイントを克服する必要がある。即ち、固相に吸着したDXNsを効率よく抽出すること、次に、抽出液が高含水アルコール溶液となっても高い分解活性を維持することである。このような課題点の克服を目指して検討を重ねた結果、密封系中で新たな触媒を添加することにより、先に述べた課題点を克服することに成功した。即ち、土壌に拡散した初期濃度5,000pgTEQ/g(含水率2%〜50%)のDXNsを、非加熱条件下、何ら別途抽出処理を施すことなく、単に24時間撹拌処理することで20〜120pgTEQ/gまで分解した(Mitoma et al. Environ.Sci.Technol.,2006,40,PP.1849-1854)。本処理によって金属Caが土壌表面の化学的変化を促進させたことを処理液のICP発光分析から明らかとした。結果として、有機性物質を効率よく固相中からアルコール溶液中へ溶出させ、これまでに無い省エネルギー条件下での内分泌撹乱化学物質の高度無害化を可能にした。

委員歴

  • 2018年04月 - 現在   三原市   三原市不燃物処理工場建設にかかる総合評価審査委員会 委員
  • 2016年06月 - 現在   三原市環境審議会   会長
  • 2016年04月 - 現在   (公益社団法人)広島県浄化槽維持管理協会検査委員会   委員
  • 2016年01月 - 現在   (一般社団法人)環境放射能除染学会   評議員
  • 2014年04月 - 現在   独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構   分野横断的公募事業に係る事前書面審査(ピアレビュー)審査員
  • 2012年11月 - 現在   環境放射能除染学会 学術誌編集員
  • 2011年06月 - 現在   三原市廃棄物減量等推進審議会委員
  • 2011年04月 - 現在   NPO明日への挑戦プラザ 専門アドバイザー
  • 2007年04月 - 現在   株式会社メタルガス炭素研究所 アドバイザー
  • 2004年07月 - 現在   (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構の4事業ピアレヴュアー
  • 2012年01月 - 2016年03月   三原市環境審議会委員
  • 2012年12月 - 2013年11月   (独)日本学術振興会 基盤研究等第1段 審査員
  • 2012年12月 - 2013年03月   (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 分野横断的公募事業審査委員
  • 2008年04月 - 2013年03月   経済産業省   地域新生コンソーシアム事業 補完研究推進委員会 委員
  • 2008年10月 - 2011年03月   広島県立図書館 図書選定委員
  • 2007年04月 - 2010年03月   ㈶ひろしま産業振興機構   農業施設県境制御研究会 アドバイザー
  • 2007年04月 - 2009年03月   NPO土壌環境改善組合 アドバイザー、技術顧問
  • 2007年04月 - 2009年03月   NPOアスベスト適正処理協議会 アドバイザー
  • 2007年04月 - 2009年03月   NPO環境国際機構 アドバイザー
  • 2007年04月 - 2009年03月   NPO環境調査改善研究会 アドバイザー
  • 2007年04月 - 2008年03月   経済産業省 地域新生コンソーシアム事業 新規開発装置性能評価委員会
  • 2006年04月 - 2008年03月   経済産業省 地域新生コンソーシアム事業 共同研究推進委員会

担当経験のある科目

  • 化学県立広島大学
  • 環境有機化学県立広島大学
  • 有機材料化学県立広島大学
  • 有機分析化学県立広島大学
  • 有機化学県立広島大学


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